自然界の音楽

この地域では朝夕は冷え込むようになり
すでに夏の終わりを告げています。
夜になると、秋の虫の大合唱
気に留めなくても、その響きは盛大に
晩夏の夜をにぎやかにしています

ふと、音楽を聴くかのように
その虫たちの合唱のリズムを感じ
メロディーを追っていることに気付きます

虫の鳴き声は、その空間にある
立派な音楽であることは
間違いありません

「こおろぎさんの歌を聞いてみようか」
「まつむしさんの音楽が聞こえるね」
と、子どもの言ってみれば、
きっと、目を輝かせて耳を澄ましてみることでしょう

虫に限らず、私たちのまわりには
普段、ただの雑音と思っている音でも
自然の中に溶け込んで流れている音楽が
いっぱいあります

その音楽の楽しさに
是非、耳をかたむけてみましょう

カラスの声

昨日の夕暮れ、散歩をしていると
カラスの鳴き声が聞こえてきました
(ちなみにこの辺のカラスは日本のカラスよりも
若干小さいので、鳴き声もちょっぴりやわらかいかな)

淡いオレンジ色に染まりゆく、遠くの空をながめながら
自然と、「か~ら~す、なぜなくの、からすや山に~」と
あの日本のメロディーが心の中に流れていました

そして、ふとMusic TogetherのCrow Songや
Round Robinの歌のカラスも思い出し
それぞれの音楽が描き出す
違った絵を心の中で映してみました

多くの家族と一緒と過ごした
楽しかった音楽空間の思い出が
鮮明によみがえり、心がとても温かくなりました

Music Togetherで育っていく子どもたち、
将来、カラスの鳴き声を聞いたときに
どんなことを思い出すのでしょうか?



音楽と人間

下のリンクは、英文ですがとても興味深い記事です。
http://www.sciencenews.org/view/generic/id/61610/title/Whatever_music_is,_it%E2%80%99s_a_basic_part_of_being_human

音楽は人間の歴史がはじまる前に存在していたもので
宇宙の謎、生命の謎、それと同様に
神秘的で、説明のつかないものであるかもしれません

以前テレビで見た、忘れられない音楽の力の話を思い出します。
交通事故で脳障害を受けた患者に
音楽療法として、音楽を聴かせたところ
録音された音楽を聴かせた時と
生の歌声を聴かせた時では
活発になる脳の部分に違いがあり
生の歌声には、飛びぬけた呼びかけの力があることが
科学的に証明されていました

CDをかけて歌を聴くのもよいですが
歌を歌ってあげることがよりことは
言うまでもありませんね

子どもにとって、ママとパパの歌声は
「世界で一つだけの歌声」
なのです

母を追う小鹿










このあたりでは鹿のむれがあちこちで見られます。
散歩しながら近くによってくる人間を
じーと見つめ、かたまる小鹿も
母親がさっと走り出せば、
我を忘れたように、必死に母を追いかけ
逃げていきます。

まだ、何もわからない小鹿は
逃げることや、危険を教える親がいなければ
人間に近づいていくのかもしれません。

そんな小鹿の姿をみながら、
人間の子どもも同じように
親を見て、人としての自然な生きざまを
学んでいくことを考えました。

音楽作りを楽しむ大人を見て
子どもはその楽しさを感じ、学んでいくわけですね
親の姿を追うように、
子どもも音楽の喜びを
追っていくのです

Music Together本部公式プログ開始

こんにちは!アメリカのMusic Togehter LLC(本部)スタッフの
アガバビアン千尋と申します。
Music Togetherの本部から発信する日本語のブログが開設されました。
音楽作りの楽しさをテーマに、Music Togetherの日常のさまざまなことについて
綴っていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

「特製」のレッスン内容

Music Togetherの楽曲集はコレクションと呼ばれ12種類あります。 毎期1つのコレクションに収められている25曲あまりの歌を体験していきます。 Music Togetherの特徴の1つとして 1つの歌に対してさまざまな楽しみがある、という点です。 例えば、...