遊びから学ぶ子ども達

今日は「遊びから学ぶ」という
Music Togetherの大切な理念の1つを
スプーンに例えてお話したいと思います。


小さい子どもがスプーンに慣れ、
使えるようになる過程を考えてみましょう
みなさんはどのようにスプーンの使い方を教えてあげますか? 

まず手をとりスプーンの持ち方を教えてあげますか? 
それとも、まずお子さんにスプーンを与えて、
思う存分にスプーンに親しんでもらいますか?
また、お母さま、お父さまが
スプーンの正しい持ち方のお手本を見せてあげますか?

きっと、みなさんは今すべてを されることだと思います。
子どもはスプーンという物体を知るために、
まず手にとり、なめてみたり、叩いたり、なげてみたり、落としてみたり、と
いろいろと遊びます。
「スプーン」を知るためには
まずスプー ン遊び 楽しみ、体験します。

「そうじゃないわよ」「こうやって持つのよ」
と遊びを止めて指示したり、
「おもちゃじゃないのよ」
「ごはんを口に入れなくちゃ」
などと遊びを否定せずに、
思う存分自由に遊ばせてあげます。
(もちろん、安全なものを与えた上で)

音楽を学ぶ過程も同じです。
子どもは音楽の知るために
音やリズムで遊び、
楽器で遊びます。

楽器を正しく持っていないから、とか
歌をきちんと歌ってない、リズムを正しくとれない、
そんなことは心配する必要がありません。 

まずは音楽を知るために
音楽と遊ぶお子さんを
温かく見守り、励まして
思う存分楽しませてあげましょう。

親子で楽しむこと

前回で触れているように
Music Togetherでは、大人たちの積極的な参加が
一番大切な鍵となっています。

歌は苦手~
ダンスなんて、人前でできないわ、
なんて思う方も、ご心配なく。
上手に音程をはずさずに、とか
振り付けを間違えずに、とか
Music Togetherにはそんなプレッシャーは皆無です。
子どものころに、遊びながらスキップしたり
鼻歌をうたったような、
そんな純粋な感覚で、音楽の喜びを感じ
心から楽しんでくだされば良いのです。

そうすれば、子どもは、
楽しさを心から感じ、自分もやりたい!
楽しみたい!と思い、音楽つくりが生活の一部、
自然なものとなるのです。

幼児期の学びには、親子で楽しむことが
とても大切です。
「音楽」にしろ、「スポーツ」にしろ
「英語」にしろ、自然な学びがある環境があることが大切です。

その自然な学びがある環境には
親子一緒に楽しむことが
不可欠です。
そして、親が「完璧」でなくても
「先生のレベル」でなくても
それは子どもの自然な学びには無関係なのです。

「特製」のレッスン内容

Music Togetherの楽曲集はコレクションと呼ばれ12種類あります。 毎期1つのコレクションに収められている25曲あまりの歌を体験していきます。 Music Togetherの特徴の1つとして 1つの歌に対してさまざまな楽しみがある、という点です。 例えば、...